• 子育て知恵袋

子どもの「今」に寄り添う。モンテッソーリ教育の“敏感期”といやいや期の関係

子どもの「今」に寄り添う。モンテッソーリ教育の“敏感期”といやいや期の関係

子どもは成長の中で、ある時期に特定のことへ強い興味や集中を示します。
それが「敏感期(びんかんき)」と呼ばれる、モンテッソーリ教育の大切な考え方です。

たとえば、0歳の赤ちゃんが何でも口に入れて確かめるのは「感覚の敏感期」。
そして1〜3歳頃に訪れる“いやいや期”は、まさに「自立の敏感期」といわれます。

「自分でやりたい」「思い通りにしたい」という気持ちが強く出るのは、
心が成長している証拠。大人にとっては大変な時期ですが、
観察していれば、どんな場面でスイッチが入るかおおよそ検討がつきます。

大切なのは、子どもの「見通し」をそろえること。
朝起きてから寝るまでの1日の流れを、
「お支度ボード」などで目に見える形にしてあげると、
子どもも安心して行動の準備ができます。
これは、いやいや期を穏やかに乗り越える大きな助けになります。

モンテッソーリ教育では、このように“環境を整える”ことを何より大切にします。
大阪・泉佐野市の幼児教室「ひらめきのいえ」でも、
年齢や月齢ごとの敏感期を丁寧に観察し、
「触りたい」「運びたい」「書きたい」といった欲求を尊重しています。

自然やアート、郷土の文化に触れながら、
子どもたちが自分のペースで挑戦し、発見できるように。

子どもが夢中になっている姿には、
その子の「今しかない学び」が詰まっています。
ひらめきのいえは、地域の皆さんと一緒に
「どんなことがあっても前向きに生き抜く力」を育む、
大阪のモンテッソーリ幼児教室です。