- 子育て知恵袋
敏感期を知ると、子育てがぐっと楽になる。【子育てコラム】

「なんで泣くの?」「どうして言うことを聞いてくれないの?」
そんなふうに、日々の子育てでモヤモヤすることはありませんか?
でも、“今その子がどんな発達の時期=敏感期”にいるのかを知っていると、
その「わからない」が「なるほど」に変わり、少し気持ちが楽になります。


0歳:秩序の敏感期
意味もなく泣いているように見えるとき。
実は「いつもと違う」「さっきと違う」という小さな変化に反応していることがあります。
赤ちゃんは秩序の敏感期の真っ最中。
安心できる“いつもの順番”や“いつもの環境”を大切にしてあげることで、
ぐっと落ち着くことがあります。
1歳:運動とバランスの敏感期
ハイハイや歩き始めるころ。
つい「危ないから」と止めてしまいたくなりますが、
この時期にたくさん動くことが、体幹を育て、発達の土台をつくります。
体幹がしっかりしてくると、自然と手も使いやすくなり、
「できた!」という成功体験が増えていきます。
この喜びこそが、“自分はできる”“挑戦したい”という心の力を育てます。
2歳:いやいや期=自立の敏感期
「魔の2歳児」と言われるこの時期。
でも実は“自分でできるようになった”ことを体いっぱいに表現しているだけなんです。
運動の敏感期でもあるため、叩いたり走り回ったりすることも。
感情と体のバランスがまだうまく取れないだけで、それも立派な成長の一歩です。
「今はそういう時期なんだ」とわかるだけで、少し肩の力が抜けます。
3歳:手と頭がつながる敏感期
指先の動きがどんどん器用になり、お絵描きや工作がレベルアップ!
この時期に「書く」ことへの興味が出てくる子も多く、
遊びながら自然と文字の世界へと入っていきます。
敏感期のタイミングで出会う学びは、努力ではなく“楽しみ”。
まさに、遊びの延長で身につく最高の学びの時間です。
観察こそ、いちばんの子育て
子どもは、今まさに必要なことを、自分で選び取っています。
大人がするべきことは、「やらせる」ことではなく、「気づく」こと。
敏感期を知っていると、子どもの行動の裏にある理由が見えてきます。
「どうして?」が「そうだったのか」に変わるだけで、
子育てがぐっと楽になっていきます。
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