- 子育て知恵袋
教えるより、信じる。【子育てコラム】

― 子どもを育てるいちばんの愛のかたち ―
「子どもってな、言わんでもちゃんと見てるんよ。
せかさんでも、気づいたら自分でやってる。
教えるより、信じる。それがいちばんの愛やと思うねん。」
子どもは、見て・感じて・吸収している
子どもは大人が思う以上に、周りをよく見ています。
話し方、手の動かし方、物の扱い方。
言葉で説明しなくても、生活の中からたくさんのことを吸収しています。
モンテッソーリ教育では、これを「吸収する心」と呼びます。
大人が“やらせよう”とするより、“信じて見守る”ほうが、
子ども自身の中に「やってみたい」という意欲が自然と芽生えていきます。
教える=コントロールではなく、きっかけづくり
“教える”という行為は、つい「こうして」「こうじゃないよ」と形を決めてしまいがち。
けれど、それはときに子どもの「考える力」や「選ぶ力」を奪ってしまうことがあります。
大人が少し立ち止まって、
「どうすればできるかな?」と一緒に考える時間を持つことで、
“教える”が“導く”に変わります。
それが、子どもが自分で考えるきっかけになります。
信じることで生まれる「自己肯定感」
「信じてもらえた」という経験は、子どもの心に深く残ります。
うまくいかなくても、「あなたならできる」と待ってもらえる。
その安心感が、自己肯定感の根っこを育てます。
“できた”という結果よりも、
“見守ってもらえた”という記憶が、
子どもに「自分を信じていい」という力を与えるのです。
信じることは、あきらめることではない
“信じる”というのは、「放っておく」とは違います。
できないときに手を貸すことも、困っているときに寄り添うことも、信じることの一部です。
ただ、先回りして“手を出しすぎない”こと。
その小さな我慢が、子どもの成長をぐっと深めてくれます。
ひらめきのいえが大切にしていること
「ひらめきのいえ」では、子どもが自分で考え、選び、挑戦できる環境を整えています。
“信じて待つ”ことを何よりも大切にし、
子ども自身の「やってみたい」を尊重する保育を行っています。
大人が一歩引いて“信じる”ことで、
子どもは自分で未来をつくる力を育てていきます。
大阪・泉佐野市のモンテッソーリ幼児教室「ひらめきのいえ」
0〜6歳のお子さまを対象に、自然・アート・郷土教育を融合した
“前向きに生き抜く力”を育む学びを提供しています。
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